タオルの製作について
タオルの製作にはタオルのサイズと製作方法を決めることができます。定番の製作方法は、「フェイスタオル」「マフラータオル」サイズの「染料プリント」での製作が人気です。
<目次>
タオルの製作にはタオルのサイズと製作方法を決めることができます。定番の製作方法は、「フェイスタオル」「マフラータオル」サイズの「染料プリント」での製作が人気です。
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タオルには、パイル生地と、シャーリング生地の2種類があります。
基本的にプリントがしっかりできる、シャーリング生地を使用します。
パイル生地にも印刷することはでき、その場合工程が少なくなるので、少し安く製作することができます。
サイズ20~25cm前後 × 20~25cm前後
サイズ 34cm前後 × 36~38cm前後
サイズ 34cm前後 × 36~38cm前後
サイズ 34cm前後 × 85cm前後
サイズ 40cm前後 × 110~115cm前後
サイズ 20cm前後 × 100~110cm前後
サイズ 60cm前後 × 120cm前後
タオルの製作方法は、大きく分けて「シルクスクリーンプリント」「フルカラープリント」「ジャガード」があり、それぞれより細かい製作方法があります。
シルクスクリーンプリントとは、型を使用した製作方法です。
タオルの生地表面にインクを付着させ(生地にインクが乗っかるイメージ)て印刷します。
インクは染料インクと顔料インクの2種類があり、それぞれタオルの仕上がりで差が出てきます。
タオル製作の中で一番人気の製作方法です。
染料プリントは、染料インクを使用してタオルにプリントする製作方法です。
繊維の奥まで染みこませまてプリントしますので、タオル本来の吸水性や風合いが残ります。
染料の特性上、色が広がりやすいため境界線が滲んでしまったり、ほかの色と混ざって濁ったような色が出てしまうことがあります。
顔料プリントは、顔料インクを使用してタオルにプリントする製作方法です。
生地の表面にインクを付着させる手法で、染料に較べ比較的にじみが少なく、境界線も比較的シャープに再現することができます。
染料と比べて作業工程が少ない分、比較的低コストで製作することができます。
顔料インクの場合、印刷箇所が固くなりやすいです。紺や黒など濃い色の場合その差がより顕著に表れます。
※納品後数日間は顔料インク独特のシンナーのような臭いが残る場合がございますが、品質に影響はございません。
染料プリントと顔料プリントの主な違いは、肌ざわりとデザインの再現性に違いが現れます。
染料プリントは、印刷のある部分でもタオルの風合いが残りますが、顔料プリントは印刷の箇所が固くなります。
また、染料プリントは製作工程が多いため、製作日数がかかり、価格も顔料プリントと比べ高くなります。
顔料プリントは製作工程が少ないため、製作日数も染料プリントと比べ短く、価格も抑えることができます。
キレイなタオルを製作するうえで、必要になってくるポイントがありますので、解説いたします。
・タオルの端には柄が入らないように
タオルのデザインが端にかかると、歪んでしまったり滲んでしまうことがあります。
キレイにプリントしたい場合は、デザインを内側に入れて製作するのがおすすめです。
・色指定はできますが、色ブレは発生します。
パッケージラベルや折り紙などで色を指定することができますが、紙への印刷と違い生地への印刷となるため色ブレが発生しやすいです。
イメージの色より多少の濃淡が発生してしまいますのえでご了承ください。
・顔料プリントの場合、印刷面が固くなります。
顔料プリントの場合、印刷した箇所が固くなります。特に紺や黒など濃い色の場合その差が顕著に表れます。
タオル本来の風合いを残したい方は染料プリントでの製作をおすすめします。
フルカラープリントは染料インクジェットプリントと昇華転写プリントの2種類があります。
染料インクジェットプリントは1枚から製作ができますが、シルクスクリーンプリントと比べて1枚当たりの価格は高くなります。
型を使わずに製作するため、写真やフルカラーのイラストもプリントすることができ型代も発生しません。
染料インクを使ったインクジェットプリントです。
風合いが柔らかく、顔料インクジェットと比べてハッキリと色彩が表現できます。
転写シートにプリントし、そのシートを専用のタオル(表面がポリエステル、裏面が綿素材)に熱転写することでプリントします。
印刷した際の違和感が残らず自然な仕上がりと生地の風合いが残ります。
プリントと違い、タオルの端にデザインが来てもキレイに印刷することができます。
ジャガード織のタオルは、プリントのようにインクを使ってデザインを再現する方法とは違い、糸の色を織り込んでいきデザインを再現します。
インクを使用しないため、タオル独自の風合いを損なうことがなく高級感のあるタオルに仕上がります。
毛違いジャガード織は、先に糸を染めて、その糸をタオルにしていくことでデザインが浮かび上がる製作方法です。
両面にパイルが出るのでしっかりとしたタオルに仕上がります。
裏表で色が反転したタオルデザインになります。
パイル生地やシャーリング生地と違い、糸を平な状態(フラット)に織り込んで製作します。
ボリュームはしっかりあり、毛違いジャガード織りタオルより細かいデザインも表現が可能です。
特にスポーツや部活動の記念品として人気の高いタオルです。